【外国人人口割合ランキング(東京都)】

コラム

日本へ来る観光客が激増していますが、日本に住んでいる外国人も徐々に増えています。しかしどこに住んでいるのかはあまり知られていません。外国人が多く住んでいるかどうかで生活環境はいろいろ変わるでしょうから、自分の住む場所くらいは確認しておきたいところです。そこで、今回は東京都の各区市町村の外国人人口について調べてみました。

 

※埼玉県・千葉県・神奈川県の外国人人口については次回の記事をご覧ください。

 

●都内に住む外国人は55万人もいる
住民基本台帳によると日本の人口は1億2744万3563人(2019年1月1日現在)で、そのうち外国人が266万7199人となっています。人口割合では2.09%なので、50人に1人が外国人となっています。

東京都では、人口1374万732人に対し外国人は55万1683となっており、人口割合は4.01%で全国平均の約2倍もあります。つまり25人に1人が外国人となっています。

 

●新宿区は8人に1人が外国人
東京都の外国人人口を区市町村ごとにみてみると、一部の区市にかなり集中しています。外国人人口の割合が特に高い区市町村を表にまとめてみました。人口割合は総数(日本人人口+外国人人口)に対する外国人人口の割合(%)で、10歳刻みの数値は外国人人口に占めるその年齢の割合(%)です。

都内で最も外国人の割合が高いのは新宿区で、人口の12.44%を外国人が占めています。8人に1人が外国人ということになり、全国的にみてもかなり高く、都の平均の3倍にもなります。年齢別にみると特に多いのが20代で、高齢者や子どもの割合はかなり低いです。次に多いのは豊島区(10.44%)、その次が荒川区(8.86%)で、何れもJR山手線の賑やかな駅があり、利便性に優れています。多摩地区からは福生市が唯一6番目に入っています。福生市は横田基地の存在が大きく影響しているのでしょう。年齢構成を見ると、多くは20代から50代に固まっているので、働く人が中心と考えられますが、港区・江東区・江戸川区は9歳までの子どもも多いので、ファミリー世帯もかなり住んでいると考えられます。

 

●青ヶ島村は唯一外国人が一人もいない
外国人が多く住んでいる東京都でも、中にはほとんど住んでいない場所もあります。外国人の人口割合が特に低い区市町村も表にまとめてみました。
※割合が不明な個所は空欄にしてあります。

都内で外国人の人口割合が最も低いのは青ヶ島村で、1人も住んでいないので0.0%です。神津島村も3人で0.16%、利根村も1人で0.31%等、伊豆諸島の町村はどこも割合が低くなっています。その他は檜原村(0.32%)や日の出町(0.49%)等、西部の市町村が並んでいます。東京都でも伊豆諸島や都心から離れた地域では、外国人にとってまだ住みやすい環境ではないのかもしれません。

 

東京都の20代は171万0379人のうち17万9341人が外国人で、人口割合は実に10.49%にもなります。10人に1人が外国人であることから、少子化が進行している中で重要な存在になっています。外国人割合の特に高い場所では、日常的に外国人との関わりがありそうなことから、日本に住む外国人と積極的に関わりたい人は、新宿区や豊島区等に住むと良さそうです。そうでない考えの人は町田市(1.45%)や狛江市(1.59%)、23区では世田谷区(2.35%)や練馬区(2.68%)等に住むと良さそうです。

 

 

松浦建二(CFP ®認定者・1級FP技能士)

青山学院大学非常勤講師/FPとして個人向けや中小法人向けコンサルティング業務やFPに関する講演・執筆を主に、金融商品の販売代理業務等を行っています。各メディアにて取材協力も行っています。

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