【新宿へ通勤するならどこに住むのが良い?】

コラム 物件・土地選び

住む場所を考えるとき、通勤に便利な場所であることは最重要項目の一つです。通勤時間は短いに越したことはなく、定期代も通常は勤務先負担でしょうが、高いよりは安い方が良いです。そこで、通勤時間や定期代がどのくらいかかるかを知るために、前回の丸の内・大手町界隈勤務に続いて、今回は西新宿界隈勤務と仮定して、東京近郊の主だった駅からの時間と費用を調べてみました。

 

●登戸駅は新宿への移動時間が短く定期代も割安!
調査は全てヤフーの乗換案内を使用して行っています。勤務地を西新宿界隈とし、新宿駅(JR・小田急・京王・東京メトロ・都営地下鉄)、新宿西口駅(都営地下鉄)、都庁前駅(都営地下鉄)、西武新宿駅までの運賃等を調べています。

 

前提条件
日時……2018年10月15日(月)午前8時到着
運賃……現金の場合の運賃
歩く速度……「少し急いで」で設定
手段……新幹線、有料特急、高速バス、路線バスは調査対象外

表には各駅を最も遅く出発できる経路や、定期代が最も安い経路を載せていますが、より有利な条件の経路が他にもあるかもしれないので、参考情報(目安)として下さい。

 

一つ目の表はJR武蔵野線とJR南武線の主だった駅を出発点とし、神奈川県にある川崎新町駅から千葉県にある南船橋駅まで時計回りに載せています。

表に記載の駅で、新宿駅等からの距離が最も近いのは武蔵小杉駅(14.2km)、最も遠いのは南流山駅(46.5km)となっています。朝、比較的遅く出発できるのは、登戸駅(7時37分発)や武蔵小杉駅(7時36分発)、武蔵浦和駅(7時33分発)あたりです。家から駅までの移動時間と降りた駅から職場までの移動時間を足しても1時間以内で収まりそうです。

 

比較的早く出発しなければならないのは、新八柱駅・八柱駅(6時42分発)や新松戸駅(6時45分発)、東松戸駅(6時52分発)、南船橋駅(6時52分発)等です。勤務地が新宿の場合、新八柱・八柱駅や新松戸駅等、千葉方面からだと大手町等の都心を通過していくことから、どうしても時間がかかります。その代わり、途中からは空いた電車で移動ができるはずです。

 

定期代は登戸駅(9,100円)、稲田堤・京王稲田堤駅(8,830円)、南浦和駅(9,050円円)、西船橋駅(8,910円)だと1か月1万円をきります。逆に南流山駅(21,540円・25,500円)や東松戸駅(34,930円)では2万円を超えます。

 

登戸駅は小田急線の複々線化工事が終わったことで、利便性がかなり増しています。登戸駅よりも距離の短い武蔵溝ノ口・溝の口駅に比べて、出発時間は13分も遅く、定期代も安いです。新宿へ乗り換えなしで行け、新宿勤務の人にとってはかなり適した場所と言えるのではないでしょうか。

 

●乗り換えなしで行ける場所だと比較的通勤しやすい
二つ目の表は、東京近郊の環状道路である国道16号に近い郊外主要駅を出発点としています。神奈川県にある横須賀中央駅から千葉県にある木更津駅まで時計回りに載せています。

 

国道16号はJR武蔵野線・JR南武線のかなり外側に位置しており、都心からは少し距離がありますが、各高速道路のインターチェンジが多く、物流や観光に欠かすことのできない重要な道路です。このエリアに住むと、都心への通勤は少し大変でしょうが、大規模商業施設が非常に多いので、自動車があれば生活に不便さはありません。

 

 

表に載せた駅の新宿駅等からの距離は、27.6kmの横浜駅が最も近く82.3kmの木更津駅が最も遠くなっています。国道16号の両端の横須賀中央駅と木更津駅を除けば、27.6km~52.7kmに位置しています。

 

朝、比較的遅く出発できるのは横浜駅(7時24分発)と大宮駅(7時26分発)くらいです。両駅だけが新宿駅等からの距離が30km未満なので、当然と言えば当然です。かなり朝早く出発しなければならないのは、木更津駅(5時49分・6時09分発)と勝田台・東葉勝田台駅(5時55分~6時45分発)で、経路によっては6時前に乗らないと間に合わないこともあります。国道16号付近から新宿への通勤を考えると、どうしても距離があるので楽な通勤は期待できません。座って通勤できそうな経路を選ぶようにしたいものです。

 

定期代は相模大野駅(13,390円)、八王子・京王八王子駅(13,500円)、拝島駅(13,900円)、大宮駅(13,900円)の順に安いです。他社線に乗り換えることなく新宿へ行ける路線が比較的安いです。逆に定期代が高いのは千葉ニュータウン中央駅(41,080円~48,640円)、勝田台・東葉勝田台駅(21,360円~35,310円)、木更津駅(34,620円~38,420円)等です。1か月で4万円もすると、自分で負担する人は大変ですし、3か月や6か月定期は紛失が怖くて持ちたくないです。

 

新宿へ通勤するなら埼京線や湘南新宿ライン沿線が便利そうですが、どちらも混雑がかなり激しそうです。少し時間がかかっても、小田急線・京王線・JR中央線・西武線の始発駅から座って通勤する方が体力的には楽なのかもしれません。

 

人口が減少し空き家が増えている時代なので、遠距離通勤している人は減っています。どこへ通勤するにしても、職住近接を意識した住まい選びを心掛けましょう。

 

 

 

松浦建二(CFP ®認定者・1級FP技能士)

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