【大規模マンションと小規模マンションあなたはどっち?】
マンションを見学する際に予算・立地・間取りを重点に置いて見学すると思いますが、「規模」に関してこだわったことはありますか?マンションと言っても戸数が多い物件、少ない物件によって生活スタイルが変わってきます。今回は大規模マンションと小規模マンションを比較してどちらがライフスタイルに合うか見ていきましょう。
【小規模マンション】
一般的には戸数が50戸未満のマンションのことを小規模マンションと言うことが多いです。
メリット
・角住戸率が高くなる
ワンフロアの住戸数が3~4戸の物件もあるため角住戸率が高くなります。プライバシーも守りやすい。また窓が多く、日当たり、風通しが良い家に住める可能性が高くなります。
・好立地
小さい敷地でも建築可能なので駅近い物件が多い。買い物環境も整っていて便利。
・管理組合の運営が円滑
マンションに愛着をもつ方が多く組合活動が活発。住人数が少ないこともあり合意形成しやすい。防犯面においても見慣れない人が敷地内に人が入ってきた際も気づきやすく安心。
デメリット
・管理費が高い
住戸が少なくなる分管理費が高くなりがちです。また共用部分の設備が薄く、駐車場は近くの月極駐車場を借りなければならないケースもあります。
【大規模分譲 】
一般的に、戸数が100戸以上のマンションのことを大規模マンションと言いうことが多いです。
メリット
・自然が身近な環境
郊外の立地が多く、水や緑など自然に親しみやすい環境が特徴。マンション専用の中庭を設ける物件もあり身近に自然を感じられます。また最寄駅までのバス便が充実しアクセスは比較的良好なマンションも多い。
・子育てファミリーに人気
住人の家族構成が似ているだけに交流の輪が広がりやすく、子育てに適した住環境を求めるファミリーに人気。また防犯、防災の面でもメリットがある。
・共用施設が充実
キッチン付きパーティールーム、カラオケ・シアタールーム、保育所、ミニショップ、スポーツジムなどバリエーション豊富な物件が多い。
・修繕積立金が割安
戸数が多いことで、一戸当たりの管理費は割安になる傾向があります。
ただし、超高層のタワーマンションなど豪華な共用施設が多数ある物件の場合は、小規模マンションと比べて高額になることも。
デメリット
・郊外に多い
大規模マンションを建築できる敷地が駅近くには少なく郊外に多い。また、小規模マンションより駅までの距離が遠いことや、玄関から敷地を出るまで時間がかかる。
・管理組合が困難
住人の数が多い分たくさんの意見が生まれるため、取り決め事や決議などがまとまりにくくなります。また、ご近所付き合いが希薄になれば、不審者の発見が遅れ何かしらのトラブルが発生することも。
まとめ
大規模マンションも小規模マンションも特徴には大きな差がありました。設備力や建物自体の魅力が高いのは大規模マンション、立地やコミュニティ形成に優れているのが小規模マンションではないかと思います。まずは、予算やエリアを決めることが大事ですが、自分たちの求めるライフスタイルも考慮して選んでいきましょう!
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