【不動産仲介業者と一緒に内見をする際のポイントを解説!】

コラム

購入予定物件の内見は、マイホームを購入するうえでもっとも大切な工程のひとつになってきます。そのため、不動産の内見を予定している人は、内見に関する基礎知識を抑えておくことが重要です。
 
ここでは、内見前の下準備や内見当日の流れ、内見時のチェックポイントについて紹介します。
 

不動産仲介業者との物件の内見に行く前に準備したい事

 
不動産の内見を予定している人のなかには、「事前に物件情報を調べておきたい」といった考えを持っている人も多くいます。不動産仲介業者と一緒に物件の内見に行く際は、あらかじめ以下の3点をリサーチしておくことが大切になってきます。
 
■物件周辺の価格相場をチェック
物件周辺の公示地価や成約事例を調べたうえで、見学予定となるマンションや土地の価格相場を把握しておきましょう。木造戸建ての場合は、建物の価値は22年で0になりますので、土地の価格が資産になります。そのため、土地を割高に買ってしまうと売却の時に土地の価格下落分も負担することになってしまいます。また、土地の形状や道路との接道状況によっても価格が違うことも理解しておくべきでしょう。マンションの場合は、立地、築年数、広さ、階数、管理費の負担額の5つの要素によって価格が変わります。周辺相場を見る際には、この5つの要素で周辺相場と増減をしながら相場を把握するようにしましょう。
 
■権利関係のチェック
戸建てにする場合、土地の権利者詳細・権利状況などは、不動産の購入手続きをすすめる際の重要な情報になってきます。隣との境界線がはっきりしていない、私道接道の場合私道の種類と私道の所有者がどんな人達かを調べておくことをお勧めします。民法上の権利では成立していても、近隣との関係がうまくいかないと面倒なトラブルに巻き込まれたりすることもあります。また、借地権の場合は、土地自体は他人のものになりますので、土地所有者との契約内容をチェックする必要があります。 
■物件の周辺環境をチェック
物件の周辺環境をあらかじめチェックしておくことも、見学の前準備として大切なポイントになります。チェックすべきは、駅からのアプローチ(子供にとって危険性はないか?毎日歩ける距離か?駅遠であれば駅前に空き駐輪場があるか?など)、周辺施設(学校、図書館、公園、スーパーなど)、嫌悪施設(ごみ処理場や葬儀場など)の有無、近隣にどんな人が住んでいるかなどを基本に見学者自身が気になるポイントをリサーチしておきましょう。

 
また、「内見の際に必要となってくるアイテムとは?」といった疑問を抱いている人も多くいます。効率的に内見を進めてゆくためにも、以下の持ち物を持参するとよいでしょう。
 
・図面のコピー
・ボールペン/シャープペンシル
・スマートフォン
・メジャー
・スリッパ
・(ご自身でやりたい場合は)インスペクションチェックシート
 

見学当日の流れ・スケジュールについて

 
不動産の購入や賃貸物件の契約などを経験したことがない人にとっては、「見学の進め方」や「当日のスケジュール」といったポイントはイメージしにくい傾向にあります。そのため、見学予定日を迎える前に、あらかじめ内見当日の流れやスケジュールを把握しておくとよいでしょう。
 
内見当日の流れ・スケジュールの詳細については以下のとおりです。
 
1.不動産の店舗や特定の待ち合わせ場所にて不動産業者の担当者と合流する
2.見学者の希望や条件を担当者と一緒に再確認する
3.不動産業者の担当者と一緒に現地に向かう
4.見学予定の物件を確認する・実際に見学を行う
5.ローン審査を行い、いくらまで借りることができるかを確認する
6.見学した物件が気に入れば契約手続きに進む
 
また、未だ入居者が住んでいる物件については、売主との調整が必要になります。そのため、不動産業者の担当者に対して、あらかじめ内見方法の詳細を確認しておくことをおすすめします。
 

見学時のチェックポイント

 
見学を予定している人のなかには、「見学時にチェックしておくべきポイントが分からない」などの不安や疑問を抱えている人も多いのではないでしょうか?
 
ここでは、見学時のチェックポイントについて紹介します。
 

設備環境を確認しておく

 
見学時のチェックポイントとして、物件に備え付けられている設備環境を確認しておくことが大切です。とくに、以下のポイントを重点的にチェックしておきましょう。
 
■建物・設備のチェック
戸建てでもマンションでも、新築でも中古でも建物と設備のチェックは重要です。特に中古の場合は、瑕疵担保責任を免責して契約するケースが多いため、簡易的にでもインスペクションをすることがお勧めです。建物の傾き、基礎やコンクリートの亀裂幅などチェック項目があるので、インスペクションができる担当者に聞いてみると良いでしょう。また、設備については今後しっかり使用できそうか、できなさそうであればどれくらいの負担が発生するのかなども見積もりを出してみると良いでしょう。
 
■日当たりのチェック
日当たりは、季節と時間帯によって異なります。前面の建物なども考慮し、夏だったら何時から何時まで、冬だったら・・・といったようにイメージをしてみましょう。また、寝室は暗くしたい人もいれば、朝日が差し込むようにしたいと考える人もいるでしょう。1日の過ごし方をイメージしながら考えてみると良いでしょう。
その他、以下の内容もチェックしておくと良いでしょう。
 
・室内外の傷・汚れ・破損
・インターネット環境の状況
・防犯対策の安全性
・駐車場・駐輪場の有無
 

周辺環境のチェック

 
物件の周辺環境をチェックしておくことも、内見時の重要なチェックポイントのひとつです。そのため、設備環境の確認と同時に以下のポイントをチェックしておくことをおすすめします。
 
・駅やバス停までの距離・アクセスのしやすさ
・コンビニエンスストアやスーパーマーケットなどといった商業施設の有無
・職場までのアクセス具合
・物件周辺の治安
 

万全の体制で内見に臨もう

 
不動産の内見は、物件の購入を決めるうえで大切なポイントのひとつになってきます。そのため、事前に内見予定日を迎える前の準備や内見当日のチェックポイントなどを把握しておくことが重要です。
 
株式会社ピープルズコネクトでは、不動産に関する豊富な知識を持った担当者がお客様の内見をサポートいたします。また、内見済み物件の再度見学や希望条件の調整など、お客様が求める理想的なマイホームの購入をサポートするための体制・サービスを整えております。

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