マイホーム購入を決定するきっかけ・ポイントとは？

マイホーム購入 2021.10.13

社会人になって、マイホームを購入するという夢を持つ方は少なくありません。しかし、購入を決断するタイミングがわからず、きっかけがつかめないまま悩んでいるという方も多いのではないでしょうか。

今回はマイホーム購入を決定するきっかけ・ポイントを、建売・中古物件と注文住宅の2種類に分けて紹介していきます。住宅購入の決心ができていない、ほかの人の意見が聞きたいという人はぜひ参考にしてみてください。

マイホーム（建売住宅・中古物件）購入を決定するきっかけ・ポイント

建売住宅や中古物件は基本的に仕上がった物件を販売する仕組みのため、買主の意向は反映されません。そのため建売住宅と中古物件の購入を決定するには、理想の条件にマッチしているかが大きなポイントとなります。

ここでは「建売住宅・中古物件を選んだきっかけ・ポイント」を紹介していきます。それぞれの内容を詳しく見ていきましょう。

想定していた予算と合った物件（土地含む）だったから

マイホームは人生のなかでも特に高額な買い物であるため、シビアな予算設定が求められます。そのような状況のなか、想定していた予算と合った物件が見つかるというのは、マイホーム購入の大きな決め手となります。また、建売住宅や中古物件は購入価格が明示されるので、注文住宅に比べると購入しやすいのが特徴です。

ライフスタイルに合いそうな間取りだったから

建売住宅や中古物件は基本的に買主の希望が反映されないため、希望の間取りの物件を探すのは難しいかもしれません。そのためライフスタイルに合う間取りを見つけたときは、購入のきっかけになる可能性が高いです。

同じ広さの家でも、間取りが違うだけで大きく雰囲気が変わります。家族の人数はもちろん、今後どのような暮らしを送りたいかどうか十分に検討する必要があります。好みの間取りの物件があれば、担当の方に連絡を入れておくようにしましょう。

見学会・モデルルームで素敵だと思ったから

建売住宅・中古物件では、内装を見てから購入するかどうかを決めることができます。見学会やモデルルームで魅了され、マイホーム購入を決めたという人も少なくありません。

インターネットに情報があふれている昨今ですが、物件は実際に見てみないとわからないことが多くあります。内見をすることで日当たりや室温などの細部を確認できるため、マイホームの購入を検討している人は積極的に内覧会へ足を運ぶようにしましょう。

耐震性や防音性など、住宅性能に不安を感じなかったから

長期にわたって住むことになるので、できるだけ快適に過ごしたいと考えている方も多いのではないでしょうか。間取りや設備も大切ですが、安心して暮らすには住宅性能も見ておく必要があります。

特に耐震性や防音性などに不安要素があると、大きなストレスになってしまう恐れがあります。家族全員の住みやすさのためにも、住宅性能は大きな判断基準となるでしょう。

マイホーム（注文住宅含む）購入を決定するきっかけ・ポイント

注文住宅は買主の好きなように建てることができるので、物件自体よりもそのほかのポイントが決め手になることが多いです。ここからは、注文住宅の購入を決定した4つのきっかけ・ポイントについて解説していきます。

良い工務店（ハウスメーカー）に出会ったから

注文住宅を購入するときに重要なのは、工務店・ハウスメーカー選びです。「この会社で家を建てたい」という工務店やハウスメーカーが見つかれば、そのまま購入につながることが多いといえます。

良い工務店・ハウスメーカーを選ぶには、その会社が持っている魅力や強みを把握しておくことが重要です。また、担当者の対応や言葉遣いにも注意しつつ、信頼できるかどうかを判断してみると良いでしょう。親身になって相談に応じてくれる会社を選ぶことで、理想のマイホームを手に入れることができるようになります。

理想の立地・環境だったから

注文住宅を購入する場合、土地探しから始めなければいけません。条件の良い環境の土地であれば、すぐに売れてしまう可能性があります。そのため、ほかの誰かが購入してしまう前に押さえておきたいと思う人も多く、マイホーム購入のきっかけになることがあります。

立地・環境は、主に以下の2つのポイントで選ばれることが多いです。将来の人生設計をしっかり考えたうえで、住みやすい場所を選ぶと良いでしょう。

通勤時間を含め生活が充実しそうな立地だと思ったから

家の間取りや予算が理想通りでも、通勤が不便だと時間も体力も奪われてしまいます。通勤時間はもちろん、普段の買い物で通うスーパーやコンビニへの近さなど、日常生活に不便がない立地・環境を選ぶことが重要です。今の生活スタイルだけでなく、将来の子どもの通学や、今後起こり得る転勤・転職のことも考えたうえで決めるようにしましょう。

子どもとの生活や成長を見越して良い環境だと思ったから

家の環境は、育児をするうえで重要なポイントになります。ビルに囲まれた街中よりも、自然が多い環境で暮らしたいを思う方も多いでしょう。学校や公園が住宅の近くにあると、子どもと楽しくのびのび過ごすことができるようになります。

今は子どもがいなくても、将来的に家族が増える可能性は否めません。長期間の暮らしを見越したうえで、不便がない立地・環境を選ぶことをおすすめします。

周囲の勧めがあったから

マイホームの購入を悩んでいても、パートナーや両親などから購入を促されれば、それが購入の決め手になることもあります。自分では決めにくいことでも、周りからのプッシュがあれば決断できるかもしれません。

マイホームを購入するかどうか悩んでいる人は、マイホームをすでに持っている友人に相談するのもおすすめです。マイホームのメリット・デメリットに関してリアルな声を聞くことができ、購入の決め手になるつながることも少なくありません。

将来的に不動産価値があると感じたから

マイホームの魅力の1つとして、将来的に資産になるというものが挙げられます。単に住み続けるのではなく、ほかにもさまざまな使い道があり、それらをうまく活用して収入を得ている方も少なくありません。

たとえば、賃貸物件として入居者を募ることで、家賃収入を得ることができます。さらにマイホームは担保にもなるので、それを元に融資を受けることもできます。

賃貸の場合、家賃を払い続けていっても自分の資産にはなりません。将来的に価値になるという点が、
マイホームの購入を決断する理由の1つといえます。

まとめ

マイホームを購入したきっかけやポイントは人それぞれ異なります。今回紹介した主な理由をまとめてみましたので、マイホーム購入の参考にしてみてはいかがでしょうか。

＜建売住宅・中古物件の場合＞
・想定していた予算と合った物件（土地含む）だったから
・ライフスタイルに合いそうな間取りだったから
・見学会、モデルルームで素敵だと思ったから
・耐震性や防音性など、住宅性能に不安を感じなかったから

＜注文住宅の場合＞
・良い工務店（ハウスメーカー）に出会ったから
・理想の立地、環境だったから
・周囲の勧めがあったから
・将来的に不動産価値があると感じたから

上記の理由に共感をした場合、不動産購入の良いタイミングといえるかもしれません。購入の決定が早すぎるとほかに良い物件が見つかったり、逆に遅すぎると狙っていた物件が売れてしまったりすることがあります。自分にとってベストな時期に決断し、理想のマイホームを手に入れましょう。