マンションの購入ポイントを押さえて理想の家を手に入れよう!

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マンションの購入ポイントを押さえて理想の家を手に入れよう!

 

夢のマイホームにマンションを選ぶ人も増えてきていますが、物件選びに失敗してしまうと後悔する可能性があります。実際に住んでみると意外に住みづらく感じ、物件を手放してしまう人も少なくありません。

 

そこで今回はマンション購入で失敗しないためのポイントについて解説していきます。マンションの購入を検討している方はぜひ参考にしてください。

 

 

【立地編】マンション購入時に確認すべき5つのポイント

マンション購入において立地は非常に重要なポイントです。利便性や周辺環境によっては、マンションの資産価値に大きく影響を与えるため、立地面確認してから選ぶようにしましょう。

 

生活利便性

物件の周辺に子どもを遊ばせる公園や、保育園や小学校などは近くにあるのかを事前に確認しましょう。子どもが風邪を引いてしまったとき、近所に小児科があると冷静に対応することができます。

 

ほかにも日用品が購入できるスーパーやドラッグストアの位置を確認しておきましょう。徒歩圏内にスーパーがないと、日々の買い物が不便になってしまいます。

 

交通利便性

通勤などの際に電車を利用するのなら、交通の利便性もチェックする必要があります。物件から駅までの距離、駅や路線の混雑状況、職場までの通勤時間などを確認しておきましょう。

 

駅や路線が混雑していると、通勤時や帰路の際にストレスを感じてしまうようになります。日々の生活を快適に過ごすためにも、公共交通機関の利便性を確認することは重要です。

 

街の発展性

新駅や都市の再開発が計画されている場合、将来街が発展していく可能性が高いといえます。再開発が決まっていると周辺地域の地価が上がり、マンションの資産価値が下がりにくくなります。

 

治安

小さい子どもがいる家庭は地域の治安を確認しておきましょう。地域の治安については、警視庁のホームページにある「事件事故発生マップ」で確認することができます。

 

また、夜道が暗いとひったくりなどの被害に遭いやすくなるという研究結果もあります。夜の時間帯に物件周辺の道を歩き、街灯が少なく感じたら立地選びを再考するのも1つの手です。

 

地域の災害リスク

物件の近くに川があると、大雨が降ったときに川が氾濫する恐れがあります。地形によっては土砂災害の危険があるなど、災害リスクにも気をつけなければいけません。

 

災害リスクについては「ハザードマップ」で確認することができます。また、物件の契約時に不動産会社からも災害リスクについて説明されるので、災害のリスクを把握したうえで立地を選びましょう。

 

 

【物件編】マンション購入時に確認すべき9つのポイント

マンションを購入する前に行うことといえば、物件の内見でしょう。建築中の新築物件の場合はできませんが、すでに完成している物件や中古物件なら部屋の様子を見ることができます。特に中古マンションの場合は設備が劣化している可能性もあるので、きちんとチェックしておきましょう。

 

またマンションの耐震性や部屋の住みやすさは、物件の資産価値に直結する重要なポイントになります。購入後に後悔しないように、ここではマンションを購入する前に確認すべきポイントについて解説していきます。

 

住宅設備

収納スペースや空調設備、エントランスや廊下など、確認する場所は多くあります。新築マンションの場合は経年劣化などを考えずに、使いやすさを確認すると良いでしょう。

 

中古マンションの場合は、現行の設備と比較して古いものが使われている可能性があります。劣化が激しい場合は不動産会社に相談し、指示を仰ぎましょう。

 

耐震性

地震が多い日本において、耐震性の高さは重要なポイントです。住宅の構造には耐震、制震、免震の3つの種類があるので、購入予定の物件がどの構造なのかを確認しておきましょう。

 

耐震構造は地震の揺れに耐える構造であり、制震構造は地震の揺れの力を建物全体で吸収する構造になっています。また、免震構造は建物と基礎の間に免振装置を設置することで地震の揺れを受け流す構造で、比較的大きな地震にも耐えられることで知られています。

 

また、新耐震基準で建てられた建物なら安心できますが、古い耐震基準で建てられた建物に関しては注意が必要です。「旧耐震基準」で建てられた建物は震度6や7の地震において、倒壊や崩壊の危険性が高まります。中古マンションを購入する際は、なるべく新耐震基準のマンションを購入するようにしましょう。

 

部屋の階数・向き

部屋の階数や、部屋の方角も内見時にチェックしておきたいポイントです。日当たりは「南→東→西→北」の順に悪くなります。カビの発生によって、健康を損ねてしまう方も少なくありません。

 

また、部屋の階数については、低層・高層ともにそれぞれメリットとデメリットがあります。低層階のメリットは、エレベーターなどを使わずに外へ出られる、高層階の物件と比較して価格が安いといったことが挙げられます。

 

一方、デメリットは周辺にマンションが建ったときに日当たりが悪くなる可能性がある、外からの環境音でストレスを受けるといったことが考えられるので、低層階のマンションを選ぶときは事前に確認しておきましょう。

 

高層階は景色が良い、虫などが侵入しづらいといったメリットがある一方、低層階の物件と比較して価格が高いなどのデメリットがあります。メリットとデメリットを考慮して、自分や家族のライフスタイルに合わせた階数の部屋を選びましょう。

 

間取り・コンセントの位置

間取りやコンセントの位置を確認することも大事です。実際に住んでみてから不満が出ても、間取りの変更はできないことがほとんどです。

 

コンセントの位置は電化製品などの配置に関わるもので、状況によっては予定通りの位置に家電を配置できなくなる可能性があります。家具や家電の配置をしっかりと決めるためにも、コンセントの位置も細かく把握しておきましょう。

 

収納スペースの数・大きさ

収納スペースは、一見大きく見えても実際には荷物があまり入らないことが多いです。収納スペースが確保できないと、部屋の中に荷物を置くことになり、部屋が狭くなってしまいます。服や布団など、収納が必要なものは多くあるので、収納スペースはスケールなどで大きさを測るようにしましょう。

 

また、キッチンの収納スペースの確認も重要です。収納スペースの使い勝手が悪いと、料理をする際に不便を感じてしまうようになるので、収納スペースも内見時にしっかりと確認することが重要です。

 

日当たり・風通しの良さ

日当たりや風通しについても内見時に確認しておきましょう。天候によって日当たりについて確認できなかった場合は、複数回内見を行って日当たりの変化を確認しましょう。

 

日当たりや風通しが悪いと湿気が溜まり、カビやダニが発生しやすくなってしまいます。窓と玄関のドアが直線状に並んでいると、風通しが良くなります。

 

管理体制

物件の管理体制もチェックしておく必要があります。特に中古物件の購入を検討する際は、管理会社が物件のメンテナンスを業者に依頼しているのか、清掃は頻繁に行われているのかを確認しておきましょう。物件のメンテナンスがおろそかになっていると、物件の劣化が早まって資産価値が下がってしまう恐れがあります。

 

ペットの飼育条件

ペットの飼育が可能な物件でも、飼育できるペットの種類が決まっているケースがあります。犬は飼えるけど猫は飼えないという物件は多く、猫を飼いたい人はマンション選びに苦労するかもしれません。

 

猫が飼えない物件が多い理由は、猫アレルギーを持っている住人がいる、臭いが鼻につくなどの理由が挙げられます。ペット禁止の物件でペットを飼ってしまうと、強制退去を言い渡される可能性があるので、ペット禁止の物件でペットを飼うのは控えましょう。

 

リフォーム・リノベーションできる範囲

リフォームやリノベーションは基本的に専用部分の範囲しかできません。窓やベランダといった共有部分には手を加えることができないので注意が必要です。リノベーションやリフォームができる範囲は以下の通りです。

 

・壁紙や床材などの内装
・キッチンや洗面所などの設備
・室内の間仕切り壁(管理規約の範囲)

 

このように、リフォームできる範囲は限られています。特に間仕切りは部屋の構造に大きく関わるため、管理規約でリフォームを禁止されている場合が多くあります。部屋に手を加える際は、一度管理規約を読み込み、共有部分のチェックや管理規約によるリフォームが禁止されているところを確認しておきましょう。

 

 

【費用編】マンション購入時に確認すべき3つのポイント

マンションの購入には資金が必要です。ここからは、購入費用やランニングコストについて紹介していきます。

 

住宅ローンの返済額

マンションを購入する際、住宅ローンを組む人も多いでしょう。短期間で返済しようとすると、月々の返済額が高くなり、生活を圧迫してしまう恐れがあります。世帯収入と返済額を比較して、無理のない返済計画を立てることが重要です。

 

また、条件を満たせば住民税や所得税が一部控除される「住宅ローン控除」が利用できます。

 

住宅ローン控除が利用できるか確認しよう!

住宅ローン控除は、条件を満たした世帯を対象に、所得税や住民税が最大40万円も控除されます。

 

対象:住宅ローンを借りて新築物件や中古物件の購入・一定規模以上のリフォームなどをした人
条件:1.対象者が居住していること
2. ローンの返済期間が10年以上
3. 年間世帯所得が3,000万円以下
4. 床面積は50㎡以上(世帯所得が1,000万円以下の世帯は40㎡以上)

 

上記の条件に当てはまっていた場合は控除の対象になるため、ぜひ制度を利用しましょう。

 

 

初期費用(頭金+諸費用)

物件を購入する際は初期費用がかかります。主に発生する初期費用は下記の通りです。

 

 

物件の価格によって変動するので、事前に相場を調べておきましょう。また、初期費用意外にも家具や家電などの購入費用もかかるので、資金は余裕を持って用意する必要があります。

 

管理費・修繕積立金

月々に返済するローン以外に、管理費と修繕積立金という2つの費用がかかってきます。管理費はマンションを管理している管理会社や、管理組合の運営費に利用されています。一方、修繕積立金は12年や15年周期で行われる、マンションの大規模修繕工事の費用として積み立てられるお金です。

 

これらはランニングコストであるため、収入と支出のバランスを考えて支払いましょう。

 

 

まとめ

楽しい新生活を送るためにマンションを購入したのに、少しの見落としで物件選びに失敗してしまったという方は少なくありません。マンションは簡単には手放せないため、ストレスを抱えながら生活を送ることになってしまいます。

 

設備や立地、費用に関することなど、大事なポイントを押さえて購入する必要があります。希望の条件をクリアしているかどうか確認し、マンション選びを進めていきましょう。

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