マンション売却での不動産会社の選び方を紹介します!

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マンション売却での不動産会社の選び方を紹介します!

 

自分の持っているマンションを売却しようと考えたときに、多くの人は不動産会社に売却を依頼することでしょう。マンションの売買を取り扱っている不動産会社は数多くあり、会社によって売買までの期間や売却金額も異なります。

 

不動産会社選びに失敗してしまうと、売却まで時間がかかることや、安い金額で買いたたかれることもあるかもしれません。今回はマンション売却の際に役立つ、不動会社の選び方を紹介します。

 

 

マンション売却で確認したい不動産会社の選び方

まずは、マンションを売却する際に確認しておきたい不動産会社の選び方のポイントについて見ていきましょう。

 

提案内容で比較をする

複数社に依頼するときは、提案内容を見てみましょう。大手の不動産会社などでは、ただ販売活動を行うのではなく、手厚いサポートサービスを行っています。サービス内容によっては、売却にプラスの影響を与えることもあるので、それぞれ比較して決めるのもいいでしょう。

 

たとえば、住友不動産販売では「売却保証サービス」を行っており、一定期間内に売却が行われなかった場合はマンションを買い取ってくれます。朝日住宅では1年間の設備保証サービスを行っており、売却後に住宅の設備に不具合が生じた場合の費用を負担してくれます。大手に限らず、中小企業でも独自のサービスを展開している会社もあるので、ホームページなどで確認してみましょう。

 

専門性・過去実績で比較をする

売買が得意な不動産会社、建物の管理が得意な不動産会社など、不動産によって持っている強みはそれぞれ異なります。マンションの売却を依頼する場合は、マンションの売買実績が豊富な不動産会社に依頼することによって、短期間でマンション売却ができる可能性が高まります。

 

また、ホームページ上に掲載されている過去の実績を参考にすることも重要です。過去にマンションの売買をどのくらい手がけているのかを確認することで、その不動産会社がマンション売買を得意としているかを判断することができます。

 

口コミを確認する

インターネットの口コミサイトやGoogleの口コミ、Twitterなど、実際にその会社を利用したユーザーの声もチェックしましょう。会社のホームページが良く見えたとしても、実際の担当者の相性が悪いとスムーズに取引を進めることができません。実際に利用した人の声を知ることでより詳しいことがわかるので、不動産会社選びの際はSNSを使って情報を集めましょう。

 

 

マンション売却で不動産会社を選ぶ際の注意点とは

悪質な不動産会社を選んでしまうと、スムーズな取引ができないばかりか、トラブルに巻き込まれる可能性も高くなってしまいます。そのような事態を避けるためにも、信頼できる不動産会社を選ばなければいけません。不動産会社選びを失敗しないように、ここでは選ぶ際の注意点について解説していきます。

 

宅建士の資格保有者が少ない

不動産取引において重要事項の説明をするなど、多くのシーンで活躍するのが宅建士の資格です。正式名称は「宅地建物取引士」で、不動産に関して豊富な知識を持っている証拠にもなります。

 

不動産業を営む場合、5人につき1人以上の割合で宅建士を設置する必要があります。そのため、宅建士が比較的少ない場合事務所やお店には注意が必要です。宅建士の人数が足りなくなった場合、2週間以内に宅建士の補充をする必要があり、常に宅建士の人数が足りていない不動産会社は法律違反と見なされます。

 

仲介手数料を必ず確認する

不動産仲介業者に売却を依頼して売買契約が成立した場合、不動産仲介業者に仲介手数料を支払う必要があります。この仲介手数料の上限は法律で決められており、下記のように計算されます。

 

・400万円以上の売買金額に対して・・・売買金額の3%+消費税
・200万円~400万円の売買金額に対して・・・売買金額の4%+消費税
・200万円以下の売買金額に対して・・・売買金額の5%+消費税

 

上記の計算に使う「3%」「4%」「5%」などの数字は上限であり、この数字よりも低めに設定している会社もあります。もちろん、上限を超えて仲介手数料を請求することは違法行為にあたります。

 

仮に仲介手数料が正規の金額以内に収まっていても、コンサルティング料の名目で追加報酬を請求することも違法です。実際に、仲介手数料のほかに報酬を追加で請求した不動産会社が業務処分を受けた事例もあり、このような不動産会社を選ばないように注意しましょう。

 

「囲い込み」を行う不動産会社は避ける

「囲い込み」とは、売買を依頼した不動産会社が、対象の不動産をほかの不動産会社に紹介せずに、自分の会社だけで買主を探す手法です。不動産会社は依頼を受けた際、一般的にほかの不動産会社にも連絡を入れますが、自分の会社だけで買主を募ることで、買主と売主の双方から仲介手数料が貰える両手仲介ができるようになります。

 

囲い込みをされると売買が成立するまでに時間がかかり、物件が売れなくなってしまいます。囲い込みをされたと感じても、「ほかの不動産会社にも売却情報をわたしている」といわれれば、それ以上探ることはできません。囲い込みをされないように、不動産の口コミなどを事前に確認するようにしましょう。

 

 

マンション売却の流れ

不動産会社によって多少の違いはあるものの、マンションの売却は一定の流れで進みます。ここからは、マンション売却の基本的な流れを解説していきます。

 

■相談・査定
不動産会社にマンション売却の旨を伝え、その際に希望売却価格などを伝えます。実際に不動産会社が物件や周辺環境の調査を行い、実際に売りに出す価格を計算します。希望売却価格と現実の相場が大きく離れている場合があるので、査定結果をきちんと聞き、正しい価格を把握しておきましょう。

 

■媒介契約の締結
不動産会社に客付けを依頼するときは媒介契約を締結することになります。媒介契約には、「一般媒介契約」、「専任媒介契約」、「専属専任媒介契約」の3つの種類があります。1つの会社に依頼するのなら、「専任媒介契約」か「専属専任媒介契約」を選び、ほかの不動産会社にも依頼するのなら「一般媒介契約」を選ぶといいでしょう。

 

■購入希望者探し
媒介契約を締結した後は、依頼した不動産会社が購入希望者を探します。マンションの場合は内見を希望する人も多いので、内見用の鍵を不動産会社に預けておきましょう。

 

■売買交渉
購入希望者が現れた後は売買交渉を行います。交渉の際には、物件の引渡し日や支払方法などについて話し合って決めることになります。

 

■契約
売買交渉が終わるといよいよ契約です。契約する日時や場所は不動産会社が指定するため、決められた日時に契約場所に行き、契約を結びます。

 

■不動産の引渡し
契約が終わった後は、物件の引渡しを行います。床や壁にキズをつけてしまうとトラブルになってしまう恐れがあるため、引渡しは慎重に行いましょう。

 

 

まとめ

大手の不動産会社や地域密着型の不動産会社など、不動産会社の種類は多岐にわたります。不動産会社を選ぶときは、会社の実績や担当者の態度などをチェックすることで、信頼できる会社かどうか判断できるようになります。困ったときは今回紹介した不動産会社の選び方を参考にして、自分に合った不動産会社を探してみましょう。

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