【東京都の水道料金を区市町村別に比較 】

コラム

普段何気なく使っている水道ですが、私たちの生活に必要不可欠なものであり、水道の使用料を払って日々利用しています。収入がなかなか増えない状況では水道の使用料のような固定支出も減らしたいところです。実は水道の使用料は区市町村によって異なるので、住む場所を選べるなら使用料が低額な場所に住むことで使用の量を減らさなくても節約ができます。そこで、今回は東京都の各区市町村(島部を除く)の水道使用料を全て調べてみました。

 

●武蔵野市・昭島市・羽村市・檜原村の4市村は独自に水道事業をしている
水道の料金は水道料金(上水)と下水道使用料(下水)に分かれており、どちらも基本料金と従量料金(使用料に連動)を合算して求めます。水道料金は消費税が課税されるので、税抜で記載してある下記の各区市の水道料金に消費税(2019年9月までは8%、10月以降は10%)を加算した額が支払う額になります。

 

東京都内(島部を除く)では東京都水道局が水道事業をしていますが、武蔵野市・昭島市・羽村市・檜原村の4市村は独自に水道事業をしており、料金体系が少し異なります。まずは水道口径が20mmの場合の各区市町村の水道料金(上水)を、東京都水道局や役場のホームページで調べてみました。

 

東京都23区・八王子市・立川市・三鷹市・青梅市・府中市・調布市・町田市・小金井市・小平市・日野市・東村山市・国分寺市・国立市・福生市・狛江市・東大和市・清瀬市・東久留米市・武蔵村山市・多摩市・稲城市・あきる野市・西東京市・瑞穂町・日の出町・奥多摩町・檜原村  (単位:円/消費税課税前)

東京都水道局が管理している23区や多くの市町では、水道料金(上水)は全て同額で、檜原村も単価を揃えています。その為、島部を除く都内では、武蔵野市・昭島市・羽村市の3市だけが違う料金体系をしています。

 

●下水道料金は各区市町村が独自に単価設定している
次に都内各区市町村の下水道使用料(下水)を調べてみました。下水道も基本料金と従量料金を合算して求めますが、各区市町村で単価設定が異なるため、同じ使用量でも料金が区市町村によって異なります。

 

資料:東京都水道局および各役場
※単価は消費税課税前
※武蔵野市・檜原村の0~16㎥および昭島市・羽村市の基本料金は1ヵ月あたりの額を記載

単価表をみると、23区と揃えていたり隣同士で統一したりしている場合もありますが、
水量の分け方だけで7パターンあり、それぞれ単価設定も異なるので、水道料金(上水)以上に下水道使用料(下水)は区市町村によってバラバラです。

 

●都内では昭島市の水道料金が最も安い
水道料金(上水)と下水道使用料(下水)を合算した時に、区市町村によってどのくらいの違いがあるのか、例として1ヵ月あたりの使用量20㎥×2ヶ月分の料金(消費税課税前)で試算してみました。

 

1ヵ月あたりの使用料が20㎥だとおおよそファミリー世帯が該当しますが、都内では昭島市が5,790円で、最も負担が軽い設定になっています。他に羽村市や武蔵野市等、独自に水道事業をしている市が比較的割安になっています。一方で最も割高なのは東久留米市(9,000円)で、次が青梅市(8,986円)その次が23区等の8,880円となっています。8千円台の区市町村は非常に多いので、23区等が割高と言うよりは昭島市等の一部の市が割安と言えます。

 

このように普段何気なく使っている水道も、住む場所によって料金は異なります。割安な区市町村がわかっても簡単に引越はできないでしょうから、コスト意識をもって無駄の少ない消費生活を心掛けていきましょう。

 

※地下水を利用している地域では水道料金の計算方法が異なります。水道料金の詳細については、役所(水道局)のホームページ等で確認してみて下さい。

 

 

 

松浦建二(CFP ®認定者・1級FP技能士)

青山学院大学非常勤講師/FPとして個人向けや中小法人向けコンサルティング業務やFPに関する講演・執筆を主に、金融商品の販売代理業務等を行っています。各メディアにて取材協力も行っています。

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